ドジャースのオフの大きな課題となっているのがタリク・スクバル投手(29)の残留問題だ。今夏にトレードで獲得したスクバルはFA市場の目玉となっており、5億ドル(約790億円)規模の大型契約が予想されている。覇権奪回のためには何としても再契約が必要だが、労使交渉が決裂すれば12月からロックアウトの可能性が高まり、代理人との交渉がストップする。他の編成にも影響を及ぼすだけに最大の懸案を早期に片づける必要がある。

 スクバルをめぐってはヤンキース、メッツ、エンゼルス、タイガース、ホワイトソックス、パドレス、カブスなど多くの球団の争奪戦が予想される。労使協定が現行のままなら今回も金満の数球団に絞られる流れとなり、ドジャース有利の可能性もあるが…事態は流動的だ。

 そんな中でドジャースに〝朗報〟がもたらされた。米メディア「ジ・アスレチック」のジム・ボーデン氏はポッドキャスト「D―MAC REITER」で「確かなことはスクバルはドジャースをとても気に入っていたということです。彼の周りの人たちから私が感じたことは、彼はドジャースでプレーし続けたいということです。ロスでの時間を気に入り、フロントや研究開発部門、投手スタッフが自分の長所を理解し、さらによい投手になるにはどうすればいいのかを示してくれる。高く評価しているようです。理想的な組み合わせですね」と伝えている。

 選手の家族を含めたライフケアに重きを置くドジャースだが、プレー環境を気に入ってくれれば願ったりかなったり。相思相愛で早期決着となるか。