レッズが誇るスター選手、エリー・デラクルス内野手(24)のドジャース移籍説が持ち上がり、米メディアの注目を集めている。

 レッズなどでGMを務めた米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のコラムニスト、ジム・ボーデン氏が米ラジオ番組でドジャースへのトレードを提言。「この種のトレードはドジャースにとっても、レッズのようなチームにとっても理にかなっている」と指摘した上で「ドジャースが積極的なオファーを提示すれば、シンシナティは真剣に検討するだろう」と可能性は十分あると伝えた。

 デラクルスのトレードはこれまでも何度もウワサされており、ボーデン氏の発言で移籍説が再燃。ドジャース専門メディア「ドジャース・ウェイ」も31日(日本時間11月1日)、「『ファンタジー』」が現実味を帯びてきた」と報じ、ドジャースからレッズに差し出す選手を検証した。

「ドジャースはMLB屈指のファームシステムを誇るが、レッズ側は即戦力となり、かつ年俸を抑制できる若手選手を求めているはずだ。そのため、トレード交渉はすでにメジャーで実績のあるアンディ・パヘスや、キャリア初期段階にあるジャスティン・ロブレウスキー、アレックス・フリーランドといった選手が中心となるだろう」と選手名を挙げた。

 さらに「アンドリュー・フリードマン編成本部長はメジャーで実績のある選手とホスエ・デ・パウラのような超有望株、そしてもう一人、高いポテンシャルを秘めた選手を組み合わせるという『少数精鋭型』のパッケージを提示することもできる。あるいは、ジェームズ・ティブス3世、エドゥアルド・キンテロ、そして再起を図るボビー・ミラーといった5、6人の選手をまとめる『数で勝負する型』のパッケージを提示し、シンシナティの複数のポジションを一気に補強させるという選択肢もある」と続けた。

 デラクルスは今季打率2割8分3厘、30本塁打、出塁率3割6分5厘、長打率5割1分5厘、OPSはキャリアハイの0.880をマーク。ドジャー・スタジアムでは出場13試合で打率3割9厘、4本塁打、6盗塁と相性が良く、9月9日(同10日)にはタリク・スクバルから同スタジアムの今季最長となる444フィート(約135メートル)の特大本塁打も放っている。獲得に成功すれば今後10年は遊撃は安泰となるだけに、その去就から目が離せない。