球団史上初となるリーグ連覇を達成した阪神は今オフ、主砲・佐藤輝明内野手(27)がメジャー挑戦のためタテジマを脱ぐことが決定的。セ・打撃3冠に輝いた絶対的主砲の離脱は、あまりにも大きすぎる。

 虎編成サイドはこの秋、積極的なFA戦線参入へ動く予定だが、それでもサトテルの穴を埋めるのは容易ではない。セ・リーグは来季からDH制を導入することが既に決定。セ・各球団ともに長距離砲を〝もう一枚〟迎え入れるために動いているが、円安ドル高とMLBの年俸高騰が二重進行する中、有力助っ人の獲得もまた難航しそうな雲行きだ。

 大洋(現DeNA)OBの高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルで「立石や(ドラ1ルーキーの)榊原が来季活躍したとしてもその穴は簡単には埋まらない。佐藤は怖さがあり四球も稼げた。不動の4番として(打線全体に及ぼす)副産物まで埋められるかというと…。層的には薄くなる」と語る。

 鍵になるのは新助っ人の獲得になるが「NPB内にはまだ去就が決まっていない外国人選手もいる。(楽天の)マッカスカーとかね。CSでも一発が試合を決めることが多かったように、(今のプロ野球は)長打抜きで戦うことはできない」と振り返り、国内リーグ在籍の外国人選手の〝争奪戦〟が今後、激しくなる可能性を示唆した。