阪神・嶌村聡球団本部長が2日に秋季キャンプ地の高知・安芸で報道陣の取材に応対。MLB移籍を目指す佐藤輝明内野手(27)のポスティングシステムの申請が承認されたことを受け「彼のためにも一日も早く申請した。最短という形になったことはこちらとしては良かったのかなと。責任を果たせてホッとしている」と手続きがスムーズに完了したことに胸をなでおろした。

 MLBは今月いっぱいで現行の労使協定(CBA)が失効。新たなCBAが締結されるまで、MLB球団は選手との契約締結ができなくなる。条件闘争のためのロックアウト突入が有力視されているだけに、佐藤サイドとしては今月内に移籍先を確定させたいところ。早期決着へ向け阪神としても可能な限り手早く申請に動いた格好だ。

 嶌村本部長は「佐藤選手サイドとMLB球団の交渉を見守りたい。彼が満足できる話し合いと契約ができることが一番。タイガースのテル、日本のテルから、世界のテルに羽ばたいてもらいたい」と親心をにじませながら語った。