ゴールドグラブ賞の受賞者が1日(日本時間2日)に発表され、カブスの鈴木誠也外野手(32)はナ・リーグの右翼手で最終候補3人に残ったが受賞はならなかった。日本選手ではイチロー(マリナース=2001~10年)以来、2人目快挙を逃した。ダイヤモンドバックスのコービン・キャロル外野手(26)が初受賞した。メッツのカーソン・ベンジ外野手(23)も新人候補者に残ったが届かなかった。

 鈴木はDRS(守備による失点阻止への貢献)+14、OAA(平均を上回って増やしたアウト)+5、FRV(フィールディング・ラン・バリュー=捕球や送球など守備全体の貢献)+7、AV(送球による得点価値)+4だった。一方、キャロルはDRS+12、OAA+10、FRV+4、AVマイナス6とデータでは守備指数では鈴木がやや有利だった。

 同賞は1957年創設。各リーグの各ポジションで最も優れた守備を見せた選手を表彰する。2022年から9ポジションに加えてユーティリティ部門が新設された。

 受賞者はMLB各球団の監督、コーチの投票が75パーセント、守備指標25パーセントで合算して決定。監督、コーチは自分の所属リーグの選手のみ投票可能で自軍の選手には投票できない。守備範囲の広いキャロルが印象度で上回ったのかもしれない。