西武は30日、かねて米球界挑戦を希望していた西武・平良海馬投手(26)について、今オフにポスティング・システム(入札制度)を利用してのMLB移籍を認めることを発表した。
この日、広池浩二本部長(53)が報道陣に対応し、平良本人に球団として権利行使を容認したことを伝えたことを明言。広池本部長は「難しい判断ではありました」と振り返りながらも「タイミング的としては、今年。今年の姿を見ると間違いなく日本で、NPBでナンバー1の投手。その力が米国の強打者にどれぐらい通用するのかは、シンプルに楽しみですし、ケガなくずっと投げてほしい」と球団として米挑戦を認め、快く送り出す決断をした経緯を語った。
9年目の右腕は今季、23年以来の先発転向のシーズンで12勝4敗、防御率1・36の好成績で最優秀防御率のタイトルも獲得。今オフは、19年のオフ以来、本人が将来的な希望していたMLB挑戦の可能性が高まっていた。そんななか「中継ぎ、抑え、先発とチームの要望に応えて素晴らしい成績を収めてきてくれた。今度は球団が彼の願いをかなえる番」と近年のシーズンでの右腕の多大な貢献を認められた形だ。
念願がかなった平良は「長い間、メジャーでプレーしたいという思いを持っていたので、ようやくそこに一歩踏み出せたと感じています。ドラフトで指名していただき、9年間プレーするなかで、スタッフの皆さんやチームメートと本当に楽しく、素晴らしい時間を過ごすことができました」と球団を通じ、感謝のコメントを寄せた。今後は週明け11月1日から12月15日までの申請を行い、申請受理から45日間の間に他球団と交渉を行い可能となる。
西武のポスティング・システムの権利行使は、昨年の今井達也(28=現アストロズ)に続き、2年連続。近日中に公示される見込みだ。












