パ首位を独走するソフトバンクは4日の西武戦(みずほペイペイ)に8―2で快勝し、優勝へのマジックナンバーを「16」に減らした。2位につける西武との直接対決を制し、ゲーム差は「6」に拡大。貯金を今季最多タイの「30」とした。

 初回に幸先よく正木の23号ソロで先制。今季6本目となる先頭打者アーチは1992年の佐々木誠を抜き、球団新記録となった。2回は庄子の2点適時打で加点。相手エース・高橋光がアクシデント降板する中、序盤に主導権を握った。

 だが、試合はその後、先発・前田悠が4回途中2失点で降板。一進一退の展開となったものの、リーグ3連覇を目指す鷹が終盤に地力の差を見せつけた。一気に突き放したのは7回。二死満塁から山本祐大捕手(27)が価値ある2点適時打を放ち、さらに続く柳町の1号3ランで大量5点を奪って獅子に引導を渡した。

 試合後、小久保監督は「ポイントは(山本)祐大。ああいうヒットが出るか出ないかで、チームの雰囲気は変わる。あそこがすべて」と試合を動かした山本祐の一打を絶賛。王会長も「いいところで山本が打ってくれた」と抜群の勝負強さに目を細めていた。