広島は30日のヤクルト戦(マツダ)に5―1で快勝し、連敗を3で止めた。3試合連続で1得点に終わっていた打線が初回からつながり、3回まで3イニング連続で得点。8月最後の一戦を白星で締めた。

 初回は先頭・名原の右前打と相手の失策、暴投で無死二、三塁とし、ファビアンの中犠飛で先制。さらに一死一、二塁から5番・菊池が右翼へ適時二塁打を放った。チームにとって26イニングぶりの適時打となり、続く佐々木の一ゴロの間にも1点を加えて一挙3点を奪った。

 新井貴浩監督(49)は「いい攻撃をしてくれたと思いますね。ファビアンの犠牲フライだけで終わらなかったのが大きかったですね」と振り返った。

 2回には名原の左前適時打で4点目を奪い、3回には坂倉が右翼席へ13号ソロ。前日29日は2安打1得点に封じられていた打線が、序盤から森を援護した。

 打線を組み替え、この日は菊池を5月9日のヤクルト戦(マツダ)以来となる5番で起用した。指揮官はその理由について「狙いといいますか、メンバーを見たらね、今、5番を打てるのはキクしかいないので。キクに5番に行ってもらいました」と説明。4打数2安打1打点で期待に応えたベテランについて「やっぱり実績もありますし、経験もありますしね。頼りになる存在だと思ってます」と信頼を寄せた。

 チームは8月を11勝13敗で終えた。9月からの戦いに向け、新井監督は「もう残り試合ですから、だんだん少なくなってくるんで、一戦一戦頑張りたいと思います」と気を引き締めた。