赤ヘル打線の助っ人砲が止まらない――。広島のファビアン外野手(28)が26日のヤクルト戦(神宮)で13号ソロを放つなど、3打数2安打1打点1四球の活躍を見せた。7月だけで8本目となるアーチを描き、前半戦最後の一戦でも好調ぶりを見せつけた。
初回二死ではストレートの四球を選んで出塁。坂倉の左前打で一、三塁と好機を広げると、小園、佐々木の連続適時打で2点の先制劇を呼び込んだ。
さらに3回一死では、相手先発・吉村のスライダーを完璧にとらえた。打球は左中間スタンドへ飛び込む13号ソロとなり、リードを3点に広げる貴重な追加点。「何とか塁に出てチャンスをつくろうという気持ちでいきました。結果的にホームランになってくれて良かったです」と振り返った。
6回には遊撃への内野安打で出塁し、4打席のうち3度出塁。開幕直後は不振で三軍調整も経験したが、一軍復帰後は本来の打撃を取り戻し、7月は打線の中軸として欠かせない存在となっている。
先発・森は6回まで1安打無失点、5奪三振の快投を披露。しかし、7回に連打と四球で無死満塁のピンチを招いて降板すると、2番手・鈴木が同点を許した。それでも3番手・辻が踏ん張り、9回一死三塁では佐々木が勝ち越し適時二塁打。負ければ前半戦最下位に転落する一戦を制し、広島は白星で前半戦を締めくくった。
7月に入って快音を連発する助っ人砲は、この日も勝利を引き寄せる働きを見せた。打線の中心として完全復調を印象づけ、後半戦へ向けても頼もしい存在となりそうだ。












