2年連続でワールドシリーズを制したドジャースは23日(日本時間24日)に米ワシントンDCのホワイトハウスを表敬訪問し、大谷翔平投手(32)、山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(24)らがドナルド・トランプ大統領(80)と対面した。

大谷(左から2人目)は笑顔でトランプ大統領と握手(ロイター)
大谷(左から2人目)は笑顔でトランプ大統領と握手(ロイター)

 米東部時間午後4時30分(同24日午前5時30分)、ローズ・ガーデンに少し緊張した面持ちでドジャースナインが整列するなか、ロバーツ監督、オーナーのウォルター氏とともにトランプ大統領が登場。約25分間のスピーチでドジャースの功績をたたえた。

 やはり、最初に名前を挙げたのは大谷だ。「これまで、リーグMVPに満票で複数回選ばれた選手は一人もいなかった。ショウヘイ・オオタニという国際的なレジェンドを除いてはね。彼だ」と指さすと黒のダブルのスーツ姿の大谷も笑顔で会釈した。

「彼はアメージングだ。誰からも愛されている。昨年、ショウヘイは、それまで不可能だと考えられていたことを成し遂げた。誰も実現できるとは思っていなかった。球団記録となる55本塁打を放ち、3年連続で満票のリーグMVPに輝いた。同時に最高の投手であり、最高の打者にもなれると言われても、普通なら信じられないだろう」と絶賛した。

 さらにブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦での「10奪三振、3本塁打」の活躍を「実は私もその試合を見ていた。実況アナウンサーが言うより前に、私は『これは史上最高の試合かもしれない』と思った。6回を信じられないような内容で投げ、さらに3本塁打を放って試合に勝ったんだ」と振り返った。

 さらにワールドシリーズMVPに輝いた山本を「彼は本当によく投げた。第6戦で信じられないような投球を見せ、ドジャースを忘れられない第7戦へと導いた。ヨシはどこだ? 実に賢い。君は大したものだ。本当にすごい」と褒めた。

 式典後、ダン・スカビノ大統領補佐官は自身のX(旧ツイッター)に大統領執務室に招かれた大谷がトランプ大統領からUSAの帽子とコイン2つをプレゼントされ、ガッチリ握手を交わす動画を公開した。昨年同様、全選手が招かれたと思われるが公開したのは今年も大谷だけ。ホワイトハウスでも特別の存在だ。

【ベッツは次女誕生で辞退】米国では主要スポーツで優勝したチームが翌年、大統領を表敬訪問するのは恒例行事。ただ、第1次トランプ政権では政治姿勢に反対する選手らが訪問を取りやめるケースが相次いだ。球団が2年連続の訪問を発表した今月10日(同11日)にロバーツ監督は「多くの選手が参加すると思う。ただ最終的には個人の判断だ」と説明。今年4月に第3子となる次女が誕生したベッツは東海岸遠征に帯同している家族と過ごすことを理由に辞退。リハビリ中のキケことE・ヘルナンデスは昨年の訪問時に待ち時間が長かったことなどを理由に拒否すると明かしていた。