ドジャースの3連覇のカギは、豪華ローテーションの中心ではなく、伏兵の左腕が握っているのかもしれない。米メディア「ヘビー」は25日(日本時間26日)、ジャスティン・ロブレスキ投手(25)の快進撃に注目しつつ、今後の揺り戻しにも警鐘を鳴らした。
今季のロブレスキはここまで14試合に登板し、9勝2敗、防御率2・71、WHIP1・01。23日(日本時間24日)の敵地ツインズ戦でも7回5安打2失点と試合をつくり、チームを12―3の大勝に導いた。先発陣に故障者が相次いだドジャースにとって、開幕前にここまでの柱になると見込まれていた存在ではなかっただけに、まさにいい意味での計算外だ。
ただ、同メディアが指摘したのは、このまま一直線に突き抜ける保証がないという点だ。防御率は2点台でも、失点期待値を示すxERAは4・31。四球を抑え、速球の質で押し込む強みはある一方、打球の質を示す指標には危うさも残る。表面上の成績と予測指標の差が埋まる局面が来れば、ここからブレーキがかかる可能性は否定できない。
だからこそ、ロブレスキにとって本当の勝負はこれからだ。ドジャースは52勝29敗でナ・リーグ西地区首位を走り、2位パドレスに9ゲーム差をつけている。ワールドシリーズ3連覇を狙える戦力を誇る一方で、長丁場の先発ローテーションを支える新戦力が崩れれば、盤石に見える土台も揺らぎかねない。
もう一つ見逃せないのが、ダルトン・ラッシング捕手(25)との関係だ。正捕手ウィル・スミス捕手(31)が首の炎症で負傷者リスト入りする中、ラッシングはマスクをかぶる機会を増やしているが、感情の起伏も目立つ。24日(同25日)のツインズ戦では大谷翔平投手(31)とサイン面でかみ合わず、2回には捕逸から失点。ベンチでのやり取りも〝口論〟まがいと受け止められ、米メディアの批判を浴びている。
ロブレスキとラッシングは生年で1年違いの同世代でもあり、マイナー時代から同じ時間を過ごしてきた。バッテリーとしての意思疎通の深さは、荒れがちな若き捕手を落ち着かせる材料にもなる。
左腕が数字の揺り戻しを乗り越え、同時にラッシングを制御できるか。ロブレスキこそ、ドジャース3連覇への隠れたキーパーソンになりそうだ。












