元中日でナショナルズから巨人に加入した小笠原慎之介投手(28)が18日に東京ドームで入団会見を行った。2027年までの契約で推定年俸は1億8000万円、背番号は「98」に決まった。

 会見では「チームのピースになれるように頑張りたいと思います」とあいさつし「ジャイアンツの熱意がとても熱くて、そこが一番の理由」と説明。さらに「高校の先輩もいますし、ライデルとも関係があります。いろんな人が僕のことを見てくれている」と中日で同僚だったマルティネス、東海大相模の先輩・大城など〝人との縁〟も決め手に挙げた。

 会見後はさっそく一軍の全体練習に参加。兄貴分のようなマルティネスにリードされ「ライデルはうれしそうな顔をしてくれたので助かりました。(知り合いが)1人いるだけでだいぶ違いますよ」と感謝した。

 巨人内にライバル関係にある中日関係者は多くないものの、小笠原が入団前から続けてきた〝種まき〟は新天地で実を結びそうだ。「高梨(雄平)さんとはオフのイベントで一緒になって。中川(皓太)さんは、僕が高校時代、東海大の練習参加をした時に4年生でいらした。森田(駿哉)さんは富山商業時代に僕が富山に招待試合に行った時にすごいピッチングをしていて」と小さな接点も心に留めている様子で「知り合いというか、僕が勝手に知ってる」とはにかんだ。

 さらに、西舘との間にもつながりがあった。昨年12月、母校・花巻東で同校の先輩である菊池(エンゼルス)らと行った合同自主トレに小笠原も参加していたといい、2人はその場で初対面を果たしていた。

 西舘は「明るくていい人です。僕はあまり自分から人に話しかけるタイプじゃないですけど、そこであいさつできました」と小笠原の壁を作らない人柄を証言。フレンドリーで人との縁を大切にする左腕だけに、新チームに順応するのも早そうだ。