プロ野球はセパともに19日からリーグ戦を再開させる。パの最下位に低迷する楽天では吉井理人監督(61)が異例の就任を果たし、最初のカードではくしくも昨季まで指揮を執ったロッテとかつての本拠地・ZOZOマリンスタジアムで対戦する。

 球団では17日に吉井監督の就任会見を終え、18日にはNPBで「監督登録」が公示され、正式に新体制が発足した。それとともに公示されたワードがファンの間で大きな話題に上がった。今月10日から監督代行を務めていた塩川ヘッドコーチは「監督代行解除」となっただけでなく、同日から休養となった三木前監督については「監督抹消」という珍しい用語で公示されたからだ。

 シーズン途中で外部から新監督が招へいされることは極めてまれだが、「監督抹消」もレアケース。SNSなどには「初めて聞いた」といった声が相次ぎ「監督登録の抹消じゃなくて監督抹消なのか」「三木さん、ゆっくり休んでください」「なんか怖い」「悲しい」「消されたのか」など言葉の響きからおどろおどろしく感じたファンも少なくなかったようだ。

 チームは交流戦でも最下位(4勝14敗)に沈み、シーズン通算でも23勝40敗1分けでパ・リーグで唯一の借金生活。5位のロッテとも8・5ゲーム差の苦境に立たされているが、シーズンはあと79試合で半分以上を残す。現場の大胆な体制変更で風向きを変えられるのか注目される。