オリックス・杉本裕太郎外野手(35)が、復活の劇的逆転サヨナラ二塁打で試合を決めた。9日のヤクルト戦(京セラドーム)、1点を追う9回一死二、三塁の土壇場に代打で登場すると、キハダのストレートを左中間に弾き返して4―3と劇的な幕切れ。今季初の適時打がチームの連敗を5で止める逆転サヨナラ打となり「いい精神状態で打席に入った。気持ちいいっすね。最高です」と笑顔を見せた。

 古傷の両ヒザの痛みで開幕を外れ、リハビリ生活。「家でテレビを見ながら。早く一軍に戻りたいと気持ちでリハビリし、練習していました」と振り返った。5月26日に初めて選手登録されたが、スタメン出場は少なく、通算100本塁打はお預けの状況が続いている。

 ヒザの状態についてはお立ち台で「もう忘れました」と話したが「痛いと思ったら痛いんで、あまり思わないようにしている。コンディション? もう直りました」とサラリと言ってのけた。

 出遅れてしまったが、これからが本番。ネガティブな気持ちを捨て去り、長距離砲として存在感を示す覚悟だ。