ソフトバンクは8日の西武戦(ベルーナ)に1―2で逆転負けを喫した。優勝へのマジックナンバーは「35」から変わらず。先発・上茶谷が7回無失点と好投したものの、8回に松本裕が逆転弾を献上した。

 試合後、小久保監督は自軍を責めることはなかった。「打った方がすごくないですか」。8回、二死二塁のピンチで打席には相手のドラフト1位ルーキー・小島。松本裕の内角に入った変化球をとらえると、打球は右翼スタンドまで届いた。試合をひっくり返された一発に「あんな場面で(小島が)よく打った。自分の1年目を振り返ってみても(なかなかあそこで打てない)。相手がすごい」とお手上げの様子だった。

8回二死二塁から、逆転2ランを放った西武・小島大河 
8回二死二塁から、逆転2ランを放った西武・小島大河 

 春先にもドラ1ルーキーに舌を巻いた試合があった。4月8日のみずほペイペイドームで行われた一戦で、小島に決勝弾を献上。「(西武は)ええ選手を取りましたね」と印象を口にしていただけに〝4か月ぶり〟の脱帽だった。

 終盤の逆転負けは痛いが、指揮官は「こんな試合もあります」と切り替えを強調。カード対戦成績は1勝1敗。日本ハム、西武と続いた上位チームとの6連戦を勝ち越しで終えられるか。