オリックスの〝ラオウ〟こと杉本裕太郎外野手(32)が6日に大阪・舞洲の球団施設で契約更改に臨み、300万円増の年俸7500万円でサインした。

 8年目となる今季は3度の二軍調整を経験し、96試合で16本塁打にとどまった。それでも、CSファイナルステージではMVPを受賞し、選手会長としての役割も評価された。チームの外野手では35歳のT―岡田、34歳の小田裕也に次ぐ年長者の杉本は「(年俸を)上げてもらえると思わなかった」としつつ「上げてもらえた分、年齢も上になってきたので後輩をご飯に連れていきたい」とチームメートへの〝還元〟を表明した。

 その一方で、こんな悩みも…。「僕から誘うのが得意じゃないし、断られるのが怖いんでできれば後輩から言ってきてほしいです」。それでも「福田とか宗とかとは結構ご飯に行ってて、後輩でも気も使わないぐらいなんで。もうちょい年の離れた後輩と仲良くしたいし、そういうメンバーを増やしたい」と今後の展望を語った。  

 今季は選手やスタッフへドーナツの差し入れをするなど、チームへの心配りを忘れなかった選手会長。来季は広島からFA加入した西川、日本ハムからトレードとなった吉田など、多くの新戦力が加わる中で「今年と変わらず、僕は普通にやっていきたい」としながら「ほんとに平和なチームで空気感もいいので、自然となじめると思うし、しっかり野球に打ち込めると思う」と力を込めた。

 意外な悩みを抱えながらも来季も〝ラオウ会長〟は躍動する。

(金額は推定)