ドーピング違反で昨年11月から3月まで約4カ月間の資格停止処分を受けていた競泳男子の光永翔音(中大)への対応を巡り、日本水泳連盟が4日に見解を明かした。
光永はせきの症状を抑える薬を使用。医者から喘息の診断を受けたところ、禁止薬物を含む薬だったという。3月の日本選手権は日本水泳連盟の内規の適用を受けて出場。9月開幕のアジア大会(愛知・名古屋)の切符を獲得した。
日本水泳連盟の内規によると、競技前日までに資格停止期間が終了する場合は大会へのエントリーを仮申請することが可能だった。金子日出澄専務理事は「JADA(日本アンチ・ドーピング機構)ともやり取りをして確認をして、もし大会開催前に解除された場合には、出場について何らかの支障が出るのかどうかというのは確認をした」と説明した。
今回の件については、一部から不公平との声もある。金子専務理事は「その都度の判断をしたらきっと公平性が保てないだろうということで、ちょっと今後のことも含めて、あらゆる場合を想定した救済内定をつくろうということになった」と切り出した上で「もちろん1回処罰は受けているので、選手に更生の機会を与えるのも僕らの役目だなと思っている」と語った。
とはいえ、光永本人にも非がある。村松さやか常務理事は「危機感を非常に持っている。ドーピング違反の教育についても広げてやっているが、実際足りなかった。本人にも勉強してもらわなきゃいけないが、周りも注意喚起をできる知識を身につけなきゃいけない」と反省の弁を述べ、再発防止を誓った。












