競泳日本代表の池江璃花子(25)が9日、都内で行われた公開練習後に取材に応じ、日本選手権女子50メートル自由形(7日)での敗戦の要因を語った。
この日は8月に開幕するパンパシフィック水泳選手権(米・カリフォルニア)に向けて、男女の代表選手が集合。7日の試合後には「みっともない、情けない」と憔悴していた池江も明るい表情で練習に取り組んだ。
「勝利を収められなかった代表選手としての自分に恥ずかしい気持ち」で代表に合流したという池江。日本選手権のことを尋ねられると「忘れた、思い出したくもない」と正直な心境を口にする。
それでも報道陣の質問は同大会の話題に集中。時間をかけながら「こんなもんでいいかなみたいな、予選から上げようとする気持ちが湧いてこなかった。気持ちが試合の感じじゃなくて、いつもなら予選から緊張するのに、全然緊張しないまま始まって終わってしまった。気持ちの切り替えがうまくできていなかったのかな」と悪夢のような試合を振り返った。
大会の日程的な難しさもあったという。「強化をやっている途中だったし、シドニーオープン(5月)で1週間近くトレーニングができなかった。日本選手権にかけていた選手と、すでに代表が決まっていてとりあえず出る選手とで、すごく大きな差が開いていた」と調整不足だったことを明かした。
「終わったことなんで、次に向けて頑張るだけ」と気持ちはすでに復活している。「日本での試合はシーンとしていて怖い雰囲気があるが、海外は独特の盛り上がりがある。楽しんでいる、周りの雰囲気を感じながらやっている時の方が結果が良い。この2か月はメンタルの強化が大事になる」と夏の国際大会を見据えた。
目標は「56秒台」。五輪3大会連続出場の不死鳥は、ここから調子を上げていく。












