競泳の日本選手権最終日(7日、東京アクアティクスセンター)が行われ、女子400メートル個人メドレーで2024年パリ五輪6位入賞の成田実生(ルネサンス)が4分35秒16で優勝した。

 午前の予選は4分39秒75で全体トップで通過し、午後の決勝は最初のバタフライで接戦となったが、次の背泳ぎでトップに浮上。そのまま首位を譲らず、大きくライバルを引き離してゴールした。今大会では200メートル個人メドレー&背泳ぎに次いで3冠を達成した。

 3月の日本選手権では3冠を達成できず涙を流しており、当時を「練習がうまく積めないことから自信をなくして、でもやらなきゃと思うけどできなくて。そういうのがずっと続いていた」と気分が沈んでいたことを明かした。

 それでも「達成できなかったことをもう一回挑戦すると決めて、昔コーチに『できなかったことをできるようにするのは大事だよ』と言われていたので、達成できてうれしい気持ちでいっぱい」と約3か月越しにリベンジを果たしてみせた。

 9月開幕の愛知・名古屋アジア大会に向けては中国勢を強く意識している。2023年の前回大会(中国・杭州)では、400メートル個人メドレーで銅メダル。「そのときも中国の選手が1番だった。まだできる自分もいると思うし、やらなきゃいけないこともたくさんある。覚悟を決めて、向き合って取り組んでいきたい」とラストスパートをかけていく構えだ。