4番が気を吐いた。広島の坂倉将吾捕手(28)が30日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)で2打席連続適時打を放ち、チーム全2打点を叩き出した。しかし、チームは2―4で逆転負け。交流戦は球団初の開幕5連敗となった。

 前夜は大関の前にわずか1安打で完封負け。この日は新井貴浩監督(49)が打線を組み替え、名原を1番、小園を2番に据えるなどテコ入れして臨んだ。その中で4番に座った坂倉が結果を残した。

 初回一死一、三塁で迎えた第1打席。中前へ運ぶ先制適時打を放った。犠飛でも1点という場面だったが、確実に走者をかえした。さらに3回二死一塁では右翼フェンス直撃の適時二塁打をマーク。菊池を一塁から生還させ、再びリードを奪った。

 初回の打席については「点になったので良かったと思います」と振り返り、3回の一打についても「キクさんが走ってくれましたし、感謝です」と話した。

 それでもチームは逆転負け。2度のリードを守り切れず、福岡では2021年6月9日から1分けを挟んで9連敗となった。

 試合後、新井監督は「サクはいいバッティングだったと思います」と4番の働きを評価。一方で坂倉は「変わらず1試合1試合頑張るだけかなと思います」と前を向いた。