阪神は14日の中日戦(バンテリン)に5―2で快勝し、2位・巨人とのゲーム差を「2」に広げた。

 先発・高橋遥人投手(30)は3試合ぶりに伏見とバッテリーを組み、3回まで無安打投球。8回105球を投げて7安打2失点の粘投で、先発としての役割を果たした。藤川球児監督(45)も「非常に球数も少なく、普段通りの高橋。いいリズムに見えましたね」と評価した。

 今季は坂本、梅野ともコンビを組んだ左腕だが、女房役が代わっても安定感は変わらず。指揮官は「坂本には坂本、梅野は梅野でよさがある。高橋のピッチングスタイルが同じようにできるというのは、いいんじゃないですか」とうなずいた。

 猛虎打線も初回から高橋を援護。森下、佐藤の2者連続本塁打で主導権を握ると、2―1の8回には佐藤が再び相手を突き放す3ランを放った。火の玉監督は「3、4番の形でゲームを終えることができて9連戦のスタートとしては十分」と評価し、「高橋が登板していてきっちり取らなければいけないゲーム。無事に終えられてよかったです」とホッとした表情を浮かべた。

高橋遥人を迎える藤川監督
高橋遥人を迎える藤川監督

 翌15日は今朝丸裕喜投手(20)がプロ初先発に臨む。虎将は「きょう取れたことで、今朝丸から始まってブルペンをふんだんに使うゲームになる可能性もある」と見通しを示し、「決して今朝丸に1試合任せるわけでなく、今朝丸からスタートしてどういう展開に持っていけるかが、9連戦中の一つの挑戦にはなると思いますね」と総戦力を見据えていた。