阪神は14日の中日戦(バンテリン)に5―2で完勝し、3連勝。先発の高橋が8回を7安打2失点に封じ、ハーラートップを独走する11勝目(1敗)をマークした。

 打のヒーローは3戦連発となる19号ソロ&20号3ランをマークし、計4打点の大暴れを披露した佐藤輝明内野手(27)だ。森下の23号ソロで1点を先制した直後の初回第1打席で、低めへのカットボールを捉えると、ビッグフライは右翼席中段に着弾。「モリテル」アベック弾で球場左半分の虎党を大いに沸かすと、自軍ベンチでは恒例の〝ゴリラセレブレーション〟も披露した。

 2―1と1点リードで迎えた8回一死一、二塁ではバックスクリーンへ快音を叩き込み、勝利を決定づける追加点をゲット。敵地での竜虎決戦を空中戦で制圧した。

 3本差に迫った森下との本塁打王争いの行方にも注目が集まるが、虎の背番号8は「(森下)翔太に続くことができて良かった。自分のバッティングはできたと思います」とニンマリ顔。何よりも優先すべきはチームの勝利だ。

 打率3割4分1厘と59打点はセ・トップを独走する数字。国産虎戦士としては、球団史上初となる3冠王誕生の期待も高まる。試合後のヒーローインタビューにも選ばれた規格外男は「状態は悪くない。このまま続けていけるようにしたい」と充実感をにじませた。