巨人が29日の日本ハム戦(エスコン)に4―2で勝利。橋上秀樹監督代行(60)による新体制での2勝目を挙げた。

 前カードで阪神相手に3タテと「虎狩り」に成功した勢いのある日本ハム相手に、投打で執念を見せつけた。先発は今季4勝目をかけて登板した井上。前回登板の阪神戦では4回7失点KOに終わり、杉内コーチからも熱いゲキを飛ばされていたが、この日は粘り強い投球で日本ハム打線と対峙。2、3回に野村の適時打、犠飛でそれぞれ1点ずつ失ったものの、終始冷静な投球で5回2失点と仕事を果たした。

 打線は初回に3番・丸、5番・大城のベテランコンビによる適時打で2点を先制すると、2―2で迎えた5回には4番・ダルベックの一打で勝ち越しに成功。6回には松本が古巣に「恩返し」となる適時打を放ち、さらにリードを広げた。

 救援陣も元日本ハム戦士・田中瑛―船迫―大勢―マルティネスと盤石の布陣でつなぎ、2点差を守り切って勝利。橋上監督代行は「普段はやりなれないDHなんですけど、状態の良さをそのまま出してくれたんで、非常に良かったですね」と好調をキープしている大城を称賛し、粘投した井上についても「5回が本当にポイントとなりましたけど、最後はよく踏ん張ってくれましたんで」と力投を称えた。

 この日の試合では同じく「野村チルドレン」の敵将・新庄監督と久々に再会。「新庄監督とは昔から付き合いがありまして。本当に久しぶりだったもんで。感動の抱擁にはなりませんでしたけれども。(抱擁)されるのかなって心配しましたけど(笑い)。でも、笑顔で『橋上さん!』て来てくれたので、私もそれに応えた感じです」とつかの間の時間を楽しんだようだった。

メンバー表交換で日本ハム・新庄監督(左)と握手する巨人・橋上監督代行
メンバー表交換で日本ハム・新庄監督(左)と握手する巨人・橋上監督代行