カブスが長いトンネルを抜けた。27日(日本時間28日)の敵地パイレーツ戦を10―4で快勝し、連敗を10で止めた。7回にハップの3ラン、コンフォートの2ランなどで一挙6点を奪うなど14安打の猛攻で圧勝。鈴木誠也にも7試合ぶりの安打が出た。

 直近16試合で14敗。10連勝を2度やってのけたチームとは思えないジェットコースターのような転落ぶりだった。批判が集中していたカウンセル監督は「とにかく肩の荷が下りてよかった。明日からまたやり直しだし、明日試合に勝たないといけない。でもこの勝利は必要だった。ロッカールームもみんなが必要だった」と米メディア「シカゴ・トリビューン」などを前に胸をなで下ろした。

 特に深刻な不振が続いていたハップに11号が飛び出し、2安打5打点の活躍。ハップは安心するでもなく「これまで何が起ころうとまったく関係ない。10連勝を2回したことも10連敗したことも全く関係ない。大切なのは明日だけだ。だから過去のことは忘れよう。前に進もう。貯金が4ある。いい位置にいる。このまま突き進もう」とナインを鼓舞した。

 大混戦の中地区で3位に浮上し、長かった重圧から解放されたが、28日(同29日)の相手先発は超難敵スキーンズ。この日の勝利を繋げていかないといけない。