阪神・立石正広内野手(22)が、23日の巨人戦(東京ドーム)に2戦連続となる「1番・左翼」でスタメン出場を果たし、先制の2点適時中前打を含む4打数2安打2打点。一軍デビュー戦となった19日の中日戦(倉敷)以降、4戦連続安打とし、打率を4割1分2厘にまで上昇させた。
 
 センセーショナルな快進撃はまだまだ続く。3回の第2打席でチーム初安打となる左前打を放つと、5回二死二、三塁の好機で回ってきた第3打席では、相手右腕ウィットリーがカウント1―2から投じた外角高め直球へ素直にバットを合わせ、白球を中前へ。スコアレスの展開を打破する3球団競合ドラ1ルーキーの快音に、左翼席に陣取った東の虎党たちは熱狂的な大歓声を送った。

「追い込まれていましたが、食らいついてコンパクトにスイングすることを心がけた」と立石本人が振り返った通り、状況に応じた打撃対応の巧みさは、すでにルーキーの域を越えている。背番号9は前夜22日のカード第1戦でプロ初となる猛打賞をマークしたばかり。2戦連続のマルチ安打となった。
 
 チームは3―0で快勝し、気がつけば4連勝。5月に入り一時は4カード連続で勝ち越しなしと足踏み状態となっていた藤川虎だが、待望のスーパールーキー一軍合流とともに完全に上昇気流に乗った感すらある。

 負傷離脱中のリードオフマン・近本の穴を埋めて有り余る程の活躍披露している立石に対し、指揮官・藤川球児監督(45)は「こちらもビックリするような打ち方をしている」と賛辞を贈った。