「トイレ改革」の行方は…。ホワイトソックスに移籍した村上宗隆内野手(26)が、球団に依頼した〝珍要求〟が思わぬ広がりを見せている。

 ヤクルトからポスティングシステムで海を渡った村上が気づいたのは、本拠地レート・フィールド内のクラブハウスにあるトイレに温水洗浄がついていなかったこと。今や日本国内では標準装備となっているが、本拠地にはついておらず、クリス・ゲッツGMが「我々はビデを設置する予定です」と環境改善を即断したとMLB公式サイトなどが2日(日本時間3日)に伝えていた。

 米メディア「スポーティング・ニュース」は4日(同5日)、球団側の配慮について「故郷から遠く離れる選手にとっては負担になることがある。ホワイトソックスはこの点を理解しており、新加入の強打者が快適に過ごせるように全力を尽くしている」。昨季まで3年連続で100敗以上を喫したチームにやって来た和製大砲への〝おもてなし〟を高評価した。

 さらに、洗浄機能のつけ方によっては、低迷脱却への武器にもなるかもしれない。同メディアは「もしシカゴが自チームのロッカールームにだけビデを設置し、ビジター用のロッカールームに設置しなかったとしたら、それはまさに駆け引きの真骨頂と言えるだろう」とズバリ。自分たちはより快適な環境に身を置き、〝旧式〟のままの相手チームといっそうの差別化を図る。まさにホームアドバンテージとなりそうだが、果たして――。