中日は23日の広島戦(バンテリン)に3―5で敗れて15勝29敗。借金は今季最多タイの「14」となった。

 中日は1点ビハインドの初回一死一、三塁で、細川が右翼へ犠飛を放って同点。さらに阿部が中堅フェンス直撃の二塁打で二死二、三塁とすると「打ったボールはカットボールだと思います。良い流れに乗せてもらいました。追加点を取れて良かったです」という石伊の左前適時打で2―1と逆転した。

 2回には鵜飼が3号ソロを放ち3―1。「打ったボールはストレートです。なんとか伸びて入ってくれと思い走っていました。チームに貢献できてうれしいです」という一発で、ドームの雰囲気は一気にヒートアップした。

 中日先発・大野雄大投手(37)は初回一死二塁から小園に適時二塁打を許して連続無失点記録は29イニングでストップ。3回二死一、三塁では坂倉を二ゴロに打ち取ったかと思われたが、二塁・山本の一塁へのグラブトスが遅れて一塁セーフ(記録は内野安打)。3―2の1点差に詰め寄られた。

 4回には石原に左翼ホームランウイングへ1号ソロをたたき込まれ、3―3の同点。6回7安打3失点でマウンドを降りた大野は「粘ることができたと思います」とコメントしたものの、6勝目ゲットとはならなかった。

 7回には2番手・吉田が坂倉に適時打を浴びて3―4と勝ち越しを許すと、9回には4番手・清水もモンテロにタイムリーを許して万事休す。「ミスがあることが結果的に失点につながっている。そこは間違いない」と渋い表情の井上一樹監督(54)は「(明日24日は)交流戦前の最後。当分、セ・リーグとは当たらないので明日はいい形で締めたい」と必死に前を向いた。