〝白いバラ〟の意味は――。新生ゼロワンの女子部「ガールズプロレスリングRose」が、25日の東京・板橋区大会で本格発進。172人満員の観衆を集めた旗揚げ戦では、工藤めぐみGM(56)が「Roseワールド王座」の新設を発表して、真っ白なベルトもお披露目した。
出場した所属選手が真白優希ただ一人という「異例中の異例」(工藤GM)となった旗揚げ戦では、旗揚げ第2戦の東京・新木場大会で時間差入場バトルロイヤルでの初代王座決定戦の開催もアナウンスされた。いきなりの団体最高峰王座設立と王座戦開催について、工藤GMは大会後の囲み会見で「今の時代は展開が早くて、どんどん話題を提供していかなくてはならない。1回でも見逃したら、ついていけなくなるくらいの展開の早さで、話題を多くして出していきたい」と説明した。
一方で団体名の「Rose(ローズ)」はバラの花をさす。にもかかわらず、ベルトは赤系のバラ色ではなく、ベルトの中央に描かれたバラは白で、ベルト全体もホワイトを基調としていた。女子プロレス界の団体最高峰といえば、全日本女子プロレス時代から伝統の「赤いベルト」だったが、なぜ白いバラなのか?
工藤GMを直撃すると「これは何色にでも染まっていけるということ。赤色のバラもあれば青いバラもあるから、選手が色をつくっていく。決められた色ではなくて、選手がそれぞれの花を咲かせていくという意味。白は何にでもなれますから」とその深い意図を明かし、あえてバラ色の赤いベルトを作らなかったという。
もちろん「ワールド」の冠をつけたからには、海外から選手を招く意向だ。工藤GMは米国・GCWの殿堂「ホール・オブ・フェイム」入りを果たし、表彰のためネバダ州ラスベガスを訪問した。同地ではWWEの祭典「レッスルマニア42」が18、19日に開催されており、〝レッスルマニアウイーク〟には世界中からプロレスラーたちがラスベガスに集まった。
現地で視察を済ませ「世界にはまだまだすごい団体、プロレスラーがいて、日本に来てもらいたい人たちがいっぱいいた。そういう選手も『ワールド』とついているのでぜひ上がっていただきたい」とし、有力選手たちにも目星をつけたという。
現役時代FMWのデスマッチ女王として世界に知られた〝邪道姫〟は、板橋から世界へ道をつなげるつもりだ。












