ドジャースの山本由伸投手(27)は6日(日本時間7日)に敵地トロントでブルージェイズとの3連戦を前に会見に応じた。山本がロジャーズ・センターを訪れるのは昨年11月1日のワールドシリーズ第7戦以来だ。史上4人目のWS3勝目を挙げ、MVPに選出された。

 7日(同8日)の第2戦先発が予定されており、マウンドに上がれば、WS制覇を阻んだ右腕への大ブーイングは確実だ。MLB公式サイトによると、山本は「そこはあまり気にしていない」と笑みを浮かべながら穏やかに答えたという。

 5か月ぶりの激闘の舞台について「少し懐かしさと、ワールドシリーズを思い出すような気持ちもあります」と語り、「正直、マウンドに着いた瞬間まで(登板することを)考えていなかった。ブルペンでウォームアップしている最中に、現実味が帯びてきた」と、あらためて当時の気持ちを振り返った。

 WS連覇の立役者となった山本を大谷翔平投手(31)は「世界一の投手」と絶賛。本人は「そう感じたことは全くない。他にもすごい選手がたくさんいて、そういう選手の存在が自分の成長を助けてくれている」と謙虚。大谷からの言葉については「そう言っていただけるのはすごくうれしいが、大谷さんこそが世界一の選手だと思っている」と、先輩への敬意を忘れなかった。

 今シリーズではブルージェイズの岡本和真内野手(29)との対戦も注目だ。侍ジャパンで23年、今年と一緒に戦った。「すごい好きな先輩の一人ですし、面白いですし、あまり野球選手にいないような、雰囲気を持ってる方。すごい興味深いというか、つい話しかけたくなるというか、そういう存在です」と語り、対戦については「すごい楽しみな気持ちと、これまでも結構打たれたりもしてるので、どう投げようかなって考え始めたりしてます。何とか良い勝負ができたらなと思います」と闘志をのぞかせた。NPB時代は8打数4安打、1本塁打とやられている。