先手必勝で好スタートだ。ソフトバンク・大関友久投手(28)が今季初登板となる31日の楽天戦(楽天モバイル)に向け、準備を整えた。30日はみずほペイペイドームで行われた投手練習に参加。昨年最高勝率のタイトルを獲得した左腕が、さらなる飛躍のシーズンを過ごすためのスタートを切る。
この日も独自のペースでキャッチボールなど調整を行った大関。オープン戦から安定した投球が続いており「集中していい準備ができている」と充実した表情で語った。倉野チーフ投手コーチも「去年の今の時期と比べても同じか、同じ以上。少なくとも去年より悪いことはない」とその状態に太鼓判を押した。
そんな左腕が初陣のマウンドに向けて意識するのが〝先手必勝〟だ。各チームが2026年の新たな型で挑んでくるが「マウンドに立って1球目に様子見で入ってしまうと相手に先手を取られるので。1球目、1イニング目から攻めていくのは大事にしようかなと」とスキを与えず主導権を握る構えだ。
当日の仙台はやや不安定な空模様の予報。「(今回はあえて)雨が降ってることとか、現実を受け入れて。滑るなら明確な対策をして臨む。ベストを尽くすという意味で(外的要因を)受け入れる」とこちらも先手必勝で対処する。
左腕にとって楽しみでもあるのが、相手先発・前田健との投げ合いだ。直接的な接点はないが、中学時代には右腕の本で読んだ練習メニューを自身の練習に取り入れた。さらには足の上げ方を参考にした時期もあるなど、影響を受けた選手のひとりだ。大関にとっては少年時代に「画面の向こう」で見ていた投手との投げ合い。自身のパフォーマンスを発揮して白星を狙う。
「今年はしっかりスタートダッシュを切った中で、最後まで状態を維持していくのが課題。いいスタートダッシュが切れるような試合にできたら」と意気込んだ大関。さらなる飛躍のためにも、まずはスタートで勢いをつける。












