ドジャースは26日(日本時間27日)に本拠地・ドジャー・スタジアムでダイヤモンドバックスとの開幕戦に臨み、ワールドシリーズ3連覇の偉業へ向けたシーズンがスタートした。「1番・DH」で先発出場の大谷翔平投手(31)は完全投打二刀流に復帰するとあって、今年もナ・リーグMVPの最有力候補だ。4年連続、通算5度目となる受賞を狙うとともに、大レジェンドスラッガーの記録に追いつき、追い越すことも視野に入れている――。
開幕当日にMLBが発表した全球団のユニホームの売り上げランキングでは、大谷が30か月連続となる1位の座をキープ。2位にはドジャースのチームメートで2年連続開幕投手の大任も務めた山本由伸投手(27)が入った。日本選手のワンツーは史上初だ。
日本マーケットに依存せずとも、両者の存在感は米球界内で際立っている。ドジャー・スタジアムでのゲーム開始直前にビジョンで流れるオープニングムービーで、まず最初に流れるのは大谷の映像。2番手には山本。そしてベッツ、フリーマンとチームの主力選手たちが続いて紹介されていく。実力社会の米球界で国籍、人種の壁を越え、いかに大谷と山本の両者が高く評価されているかが伝わってくる。
大谷は24日(同25日)のオープン戦・エンゼルス戦に先発登板し5回途中を4安打3失点。結果だけを見れば凡庸だが、4回終了時点で11もの三振を奪う投球内容は全米に改めて衝撃を与えた。投手でサイ・ヤング賞級、打者では本塁打王の活躍が期待できるシーズンだけに、史上2人目の4年連続、同2位の通算算5度目となるナ・リーグMVPの最有力候補だ。
MVP受賞回数最多はMLB記録の通算762本塁打をマークしたバリー・ボンズ(ジャイアンツほか)の7回。年齢的にも31歳と脂が乗り切り、キャリアの最盛期を迎えている大谷が「いずれボンズのMVP通算受賞記録を塗り替える日も来るかもしれない」と現地ジャーナリストは語る。
大谷の目標は1998~2000年のヤンキース以来、5チーム目のワールドシリーズ3連覇。個人タイトルを狙うことはないだろうが、大谷がMVP級の活躍をすれば近づくのは間違いない。チームと個人で偉業を目指す1年が始まった。










