WBCは16日(日本時間17日)、米マイアミのローンデポ・パークで準決勝1試合が行われ、ベネズエラがイタリアに4―2で逆転勝ちし、初の決勝進出を果たした。17日(同18日)の決勝はベネズエラ―米国戦の顔合わせとなった。
2大会ぶり2度目の優勝を目指す米国には頼もしすぎる守護神が君臨する。パドレスのメイソン・ミラー投手(27)でWBCではここまで4試合に登板して2セーブをマーク。準決勝のドミニカ戦では1点リードの9回に登板。二死三塁のピンチを迎え、ペルドモにフルカウントからゾーンの下に投じた〝疑惑の1球〟がストライク判定となり、物議を醸しているが、大会を通じて4回を投げて無安打、10奪三振と完璧なピッチングを披露している。
ただ、ミラーの〝無安打投球〟は実は昨年9月9日(同10日)のレッズ戦から続いている。米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」によると、同日からシーズン終了までミラーは9試合に登板して、10イニングを無失点。それも被安打0、21奪三振、与四死球はわずか4でこの間、30打数無安打に封じ込めている。
さらにワイルドカードのカブス戦では2試合に登板して、2回2/3を投げて12打数無安打、無失点。9月9日からドミニカ共和国戦まで足かけ2年で50打数無安打、39奪三振と超人的な成績を残している。
ミラーは昨季のトレード期限にアスレチックスからパドレスに移籍。8月5日(同6日)のダイヤモンドバックス戦で本塁打を打たれて以降は無失点を続けており、まさに無双状態だ。「ミラーはチームになじんでからは驚異的な投球を見せ、ポストシーズンでも史上屈指の投球を披露した。9月上旬以降、彼はまさに打たれることのない投球を続けている。確かにこの数字は事実だ」と同誌。USAが誇る守護神がベネズエラ打線も完璧に料理し、米国に再びタイトルを持ち帰るのか。












