WBC日本戦後の「侮辱コメント」で話題となったベネズエラの「悪童」ロベルト・アクーニャ外野手(28=ブレーブス)の優等生化が話題だ。

 16日(日本時間17日)の準決勝イタリア戦(ローンデポ・パーク)でアクーニャは6回に全力疾走で同点内野安打とし4―2での逆転勝利につなげた。試合後のインタビューでは「とても興奮しました。いろいろな感情が込み上げてきました。家族も来てくれて、ベネズエラからみんなも来てくれていました。以前にも言ったように、僕はただ故郷の人々を誇りに思わせたかったんです。そして今日、それができたと思います」とまさかの優等生コメントに終始した。

 続けて米国との決勝戦(17日=同18日)に向けても「何も考えません。ただ、プレーしている時に、自分がやるべきことをやるということを証明したいだけです。米国は本当に良いチームだし、我々も本当に良いチームだ。明日どうなるか見てみよう」と真っすぐ前を見つめた。

 準々決勝・日本戦後にロッカーで「俺たちはすしを食べたぞ! すしを食べたぞ!」と連呼する動画が公開され「品がない」と猛批判を浴びた。所属のブレーブスでも怠慢プレーはもちろんリハビリ中の昨年4月にブライアン・スニッカー監督(当時)を批判するなど「問題児」として知られるだけに米国ファンも仰天した。

 X(旧ツイッター)には「彼にとってあの勝利がどれほど大きな意味を持っていたかが伝わってくる」「だからこそ、WBCは選手にとって非常に重要な意味を持つのだ」と米国ファンによる称賛するコメントの他、「イタリアを敗退させた後のアクーニャの発言。ベネズエラの国旗が絡むと、彼はまるで別人のようにプレーする。アトランタ(ブレーブス)は参考にした方がいい」と皮肉たっぷりのコメントがあふれた。