〝キャプテン・アメリカ〟初アーチ――。WBC米国代表の主将アーロン・ジャッジ外野手(33=ヤンキース)は4日(日本時間5日)にアリゾナ州スコッツデールでロッキーズとの強化試合に「3番・右翼」で先発出場し、米国代表1号を放った。

 ソルトリバー・フィールドがジャッジの超特大弾で騒然としたのは初回二死無走者だった。左腕フリーランドのカウント1―1からの3球目、内角の88・9マイル(約143キロ)のカットボールを豪快に振り抜いた。角度29度、打球速度115・9マイル(約186・5キロ)で高々と打ち上げるとファンは大歓声。左中間席最深部に着弾した。飛距離453フィート(約138メートル)の超特大の一発にファンの興奮はいきなりMAXだ。

 信じられないことに〝現役メジャー最強打者〟のジャッジはこれまであらゆるカテゴリーでチームUSAのユニホームと縁がなかった。2023年の前回大会は22年オフにFAになったため辞退。今回のWBCが初代表、主将を任された。それだけにうれしい代表初アーチだ。

 強化試合初戦となった3日(同4日)のジャイアンツ戦は初回無死二、三塁で中前に先制2点適時打を放ち、2打数2安打2打点だった。

 早くも全開のジャッジが引っ張る米国は連覇を狙う侍ジャパンにとって最大の難敵だ。