新日本プロレス27日(日本時間28日)の米国・ニュージャージー大会で行われたNJPW WORLD認定TV選手権は、挑戦者のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=30)がエル・ファンタズモ(39)を撃破し第10代王者に輝いた。
昨年3度シングルマッチを行い1勝1敗1分けの両者の王座戦は、戦前の予想通り拮抗した展開となった。一進一退の攻防から必殺のレイジングファイヤーを狙った竹下だったが、ファルコンアローで切り返されたところで15分時間切れのゴング。引き分けによってファンタズモに7度目の防衛を許す格好となった。
会場からブーイングも発生するなか、昨年5月福岡大会でのTV王座戦に続く引き分けに納得がいかないファンタズモは急きょ5分間の延長戦を提案。竹下もこれに応じ、試合が再開される運びとなった。両者ともに短期決着を狙うハイスピードな攻防が繰り広げられ、竹下は掟破りのCRⅡを発射。最後はワガママからのレイジングファイヤーで粘るファンタズモを振り切った。
今年の1月4日東京ドーム大会で辻陽太に敗れ業界最高峰のIWGP世界ヘビー級王座(現IWGPヘビー級王座)から陥落した竹下だが、TV王座初戴冠で復活ののろし。「前IWGP世界ヘビー級王者が、次はTV王座? NEVER(無差別級)、IWGP世界ヘビーの価値をとことん上げたその次は、このベルトの価値を上げてくださいってか? オイ、俺は便利屋ちゃうぞ。ナメんなよ」と悪態をつきつつも「俺のモチベーションは今日どこにあったか。このベルトじゃない。対戦相手のエル・ファンタズモや」と対戦相手への敬意を明かした。
「この広い世界見ても、最高のレスラーの一人、エル・ファンタズモと何回もシングルマッチやってきた。アイツのことすごいと思うから、この米国のお客さんの前でこのベルトかけて、全身全霊で戦ってあげたんや。お前ら感謝しろよ。最高の王者からこのベルト取ったからには、俺がメチャクチャ盛り上げたるから。このTV王座のベルトのこれからの動向、見逃すなよ」
米AEW、DDTとの3団体所属選手として八面六臂の活躍を続けるジ・アルファが、新たな勲章を手に入れた。












