新日本プロレス27日(日本時間28日)の米国・ニュージャージー大会で、IWGPタッグ王者の「ノックアウト・ブラザーズ(K.O.B)」ことYuto―Ice(29)、OSKAR(27)組が米AEWの「ゲーツ・オブ・アゴニー(G.O.A)」ことビショップ・カーン&トーア・リオナの挑戦を退け4度目の防衛に成功した。

 2023年の「ワールドタッグリーグ」にも出場した挑戦者組は、当時ヤングライオンとして共闘していたIceにとっても特別な相手だ。試合開始と同時にカーンと激しいエルボー合戦を繰り広げ、成長した姿を見せつける。

 G.O.Aのタッグワークに苦戦を強いられながらも、Iceは感情むき出しで対抗していく。カーンにIce High(サッカーボールキック)を決めれば、カットに入ったリオナにはツバを吐きかけて張り手を連発し、ハイキックを見舞った。

 さらにカーンを孤立させた王者組はK.O.B(合体式ツームストーンパイルドライバー)を狙って勝負に出る。ダメージが深いIceの動きが遅れてしまい脱出を許すも、OSKARがカーンを強引に持ち上げマットに投げつける。最後はIceのCruella(低空シングルドロップキック)からK.O.Bをさく裂させて激闘を制した。

 タッグ戦線で快進撃を続けるOSKARは「世界最高のタッグチームだということが今日証明されたよな? さあ、出て来いよ、挑戦者ども。世界一のタッグになりたいなら、俺たちがその越えるべきラインだ」と豪語。

 Iceは「凱旋してから初めて本当のタッグチームと戦ったかもな。アイツらパワーもエグイし、正直もう1回やりてえぞ」と再戦を熱望しつつ「去るヤツもおるが、この新日本プロレスをな、アイツらと同じような戦い方、伝え方をよ、俺なんかが出来るわけねえだろ? でもよ、アイツらから学んだもの、勝手にパクったもの、アイツらの意思は俺の中にあるんだ。俺は何も変わらない。強いヤツとカネ。そしてプロレスハイを求めとるだけだ」と宣言していた。