新日本プロレス27日(日本時間28日)の米国・ニュージャージー大会で行われたSTRONG無差別級王座戦は、挑戦者のボルチン・オレッグ(33)が石井智宏(50)を撃破し第9代王者に輝いた。

 新日本の米国大会初上陸となったボルチンは、石井とのシングル初対決で潜在能力を爆発させた。激しい肉弾戦を展開すると、強烈なパワーボム、ショートレンジ式のカミカゼと得意技を連発していく。

 激しいエルボー合戦でダウンを喫し、ラリアートを浴びたボルチンだったが、3カウントは許さない。垂直落下式ブレーンバスターを防いで強引に石井をリフトアップ。そのままバーディクトをさく裂させて再び攻勢に出る。最後はカミカゼで激闘に終止符を打った。

 STRONG無差別級初戴冠を果たし、バックステージでは英語でアピール。「今日は自分のプロレス人生で、初めて米国に来た。俺は米国が大好きだ。石井さん、スーパー・ジャパニーズスタイルのレスラーとやった。とても強いレスラーだ。とてもリスペクトしてる。今日の対戦相手が石井で、俺はうれしいし、勝てたからもっとうれしい。石井とやれたから、いい試合ができたんだ」と対戦相手に敬意を表した。

 次期シリーズでは「NEW JAPAN CUP(NJC)」(3月4日、後楽園で開幕)にエントリー。1回戦(3月5日、後楽園)ではエル・ファンタズモとの対戦を控えている。「NJCで勝ちたい。優勝して、IWGPのタイトルを取りたい」と、団体最高峰王座IWGPヘビー級(現王者は辻陽太)を視界にとらえていた。