米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(コロラド州デンバー)が25日(日本時間26日)に放送され、新日本プロレスのゲイブ・キッド(28)が、元AEWインターナショナル王者のオレンジ・キャシディ(40)に完勝した。

 先週の「DYNAMITE」ではクラーク・コナーズとのコンビで、キャシディ&石井智宏と対戦し、コナーズが石井にフォールを奪われ敗北。キャシディはゲイブとダービー・アリンの抗争に割って入っており、これに不満のゲイブはリングインするなりキャシディに突っかかり、レフェリーに止められる。

 だがゴングと同時に再び突進して、リング内外でキックと水平チョップでボコボコに。デンバーの観衆は人気者のキャシディへの声援一色となるが、ゲイブは構わずコーナー上段から場外へと突き落とす荒業を見せる。カウンターのスタナーで逆転され、トペ・スイシーダからスイング式DDTを浴びるが、3カウントは許さない。

 キャシディの必殺オレンジパンチをかわし、パワーボム、ヒザ蹴り、バックドロップの波状攻撃。キャシディも反撃して両者ノックダウンとなる激闘となった。ゲイブは再度のオレンジパンチを、レフェリーを盾にしてかわす頭脳プレー。さらにレフェリーの目を盗んでの目潰しから、最後は問答無用のジャンピングパイルドライバーで叩きつけて、元インターナショナル王者を沈めた。

オレンジ・キャシディ(手前)にジャンピングパイルドライバーを決めるゲイブ・キッド ©All Elite Wrestling
オレンジ・キャシディ(手前)にジャンピングパイルドライバーを決めるゲイブ・キッド ©All Elite Wrestling

 ゲイブが勝利を収めると、コナーズがリングに乱入してキャシディを急襲。コーナーで蹴りまくった。ここでゲイブの宿敵アリンがスケートボードを片手に現れ、コナーズをコードレッドでマットに打ちつけた。ゲイブは息を吹き返したキャシディのオレンジパンチをくらうと、コーナー上段からスケボーに乗りながら飛び降りたアリンのスケートボートストンプを背中に浴びた。場外に転げ落ちてもん絶し、宿敵から強烈なしっぺ返しをくらった。

 米メジャー団体でゲイブとアリンの宿命のライバル抗争は、ますます激化しそうだ。