上々のデビューだ。巨人の〝新助っ投トリオ〟が23日の楽天とのオープン戦(那覇)で実戦初登板。フォレスト・ウィットリー投手(28)、スペンサー・ハワード投手(29)、ブライアン・マタ投手(26)がそれぞれ1イニングを投げて無失点リレーを完成させた。
ウィットリーは球速150キロ台を維持しながら三者凡退に抑え、2番手のハワードは古巣に四球を与えながらも無安打、1奪三振。3番手のマタは二死から二塁打を許したものの、後続を三振に仕留めて得点を許さなかった。
期待通りの仕上がりを見せたトリオに阿部監督は「非常にこちらが悩ましい。最後の最後まで(起用について)悩ませてほしいと思っています」とうれしい悲鳴。マルティネスやキャベッジ、ダルベックらを含めた外国人枠の使い方が難しくなりそうだ。
春季キャンプ開始から3週間がたち、助っ人たちの人柄も見えてきたようだ。チームスタッフの一人は「一緒に過ごして言えるのは、3人ともナイスガイ。ランニングメニューとかエクササイズの中で『こんなのをやらせるのかよ』みたいな反発が全くない」と語る。
海外では個々に調整法を任されるケースが多いが、球団側は練習メニューを細かく設定し、練習量も多い。それでも「意見があれば会話していこうと言っていますが、むしろ形式ばった日本式の練習を『こういう方が俺たちに合っている』『俺は好きだ』という選手」と従順で真面目だという。
一方で、外国人選手特有の率直さや、奔放な感情表現も助っ人に求められる要素の一つ。昨季のキャベッジは思うような打撃ができない自分へのイラ立ちから、バットをへし折るなど感情を爆発。鬼気迫る姿はナインを驚かせるとともにチームに活力も与えていた。
日本選手顔負けの真面目さを見せる新外国人トリオの姿勢は吉と出るのか――。












