ドジャース・大谷翔平投手(31)の恩師で元日本ハム監督、前日本代表監督の栗山英樹氏(64)がドジャースのキャンプ地の米アリゾナ・グレンデールを訪問。22日(日本時間23日)の大谷のライブBPとフリー打撃を視察した。

 練習後、栗山氏は「彼はたった55本しかホームランを打っていない。サイ・ヤング賞も受賞していない。20勝も上げていない。それだけだ!」と厳しいゲキを飛ばした。大谷のポテンシャルを理解しているからこその高いハードルに違いないが、これに米メディア「ドジャースネーション」が反応した。

「栗山はプロレベルで真の二刀流選手になりたいという大谷の願いを全面的に受け入れ、数少ない意思決定者の1人だった。彼を圧倒的な投手と優秀な打者に育て上げた」と実績を評価したうえで「大谷を育てた人がまだ到達すべきレベルがあるというなら球界全体が注目すべきだ」と伝えた。

 続けて「55本はゴールでなく、単なるマイルストーンに過ぎない。サイ・ヤング賞も祝うべき賞ではなく、経歴の一部。20勝も未完の仕事だ。55本本塁打と2度のワールドシリーズ優勝が道のりの一歩に過ぎないから、まだ頂点は見えていない」と真意を推察した。これまでの偉業すべてが〝通過点〟に過ぎない。恩師の掲げるハードルはどこまでも高い。