ドジャースの大谷翔平投手(31)は20日(日本時間21日)、投打二刀流で調整した。ブルペンで16球投げ、その後、打者として今キャンプ4度目のライブBP(実戦形式の練習)に臨み、打席に立った。安打性の打球はなかった。
試合での登板は3月のWBCから戻った後になりそうだが、21日(同22日)の敵地エンゼルス戦、22日(同23日)の敵地パドレス戦に出場予定だ。通常ではオープン戦序盤に主力が敵地に遠征するのはレアケースだが、WBCを前に少しでも調整を進めたい思いがにじむ。
こうした大谷の現状について、カリフォルニア・ポスト紙のジャック・ハリス記者はマルチメディア番組「ファウル・テリトリー」に出演し、二刀流としての完全復帰に向け「彼を止めるような身体的な問題は何もない」と断言した。
2度目の右ヒジ手術から復帰、そして24年オフの左肩の手術もすでに過去のものとなり、ドジャース加入後で初めて完全に健康なオフシーズンを過ごした。「これまでで最も良い状態でキャンプに入ってきている」と評価した。
すでに投打でライブBPを行っているのは「フルタイム二刀流のショウヘイ・オオタニ」に最も近い状態だという。
一方で、WBC出場による投手調整の難しさにも言及。最低限の目標は腕を動かし続けることであり、ブルペンやロングトスなど、何らかのスローイングプログラムを維持できるかが鍵だ。
フリードマン編成本部長は「大谷が腕の状態を維持し、WBC後の3月22日(同23日)から始まるフリーウェイシリーズで2~3イニングを投げ、その後シーズン序盤の先発に備える」構想を明かしている。ハリス記者も「3月末にチームへ戻った際、スプリングトレーニング終盤かフリーウェイシリーズで1、2試合登板できれば理想的」との見解を示した。
さらに「大谷の利点は〝もう一人の投手〟のような存在であること。シーズン序盤は短いイニングで起用し、他の投手と組み合わせるなど柔軟に対応できるのが大きな強み」と強調。先発投手がそろっているドジャースで急ピッチで準備する必要もなく、過度な不安は不要との見方を示した。
「完全体」二刀流の大谷への期待は高まるばかりだ。












