MLBデビュー2年目となった昨季、サイ・ヤング賞を獲得したパイレーツの怪物右腕、ポール・スキーンズ投手(23)がエンゼルスと大谷翔平投手(31)の熱狂的なファンだったことを告白し、LAが沸き立っている。

「ピッチングニンジャ」こと米投手アナリストのロブ・フリードマンさんがこのほどスキーンズのインタビュー動画をSNSに公開。カリフォルニア州出身のスキーンズは「私は生まれてからずっとエンゼルスのファンです。大谷翔平をお手本にしてきました」と打ち明けた。

 この告白に色めき立ったのがエンゼルス専門メディア「ハローハングアウト」だ。「エンゼルスはポール・スキーンズ獲得のための長期的な特効薬を持っているかもしれない(本気で言っている!)」の見出しでエンゼルスがスキーンズを獲得する可能性があると大々的に報道。

「スキーンズがオレンジカウンティで生まれ育ったにもかかわらず、いまだにエンゼルスのファンだと語っていることは示唆に富む。アメリカ空軍士官学校、ルイジアナ州立大学、そして現在はパイレーツと渡り歩いた後も、彼は故郷のチームを懐かしく思い出している。スキーンズがロサンゼルスに大幅な値引きをするとは考えにくいが、スコット・ボラスのような存在はいない。エンゼルスは選手としてもファンとしても、彼の感情的な側面に訴えかけているようだ」と前のめりに報じた。

 ただ、スキーンズが移籍するとなれば、そんな憧れのスター・大谷が所属するドジャースが黙っていないはず。同メディアも「これはスキーンズが将来ドジャースに移籍する可能性をさらに示唆しているようにも思える」と冷静に分析。その一方、エンゼルスは事実上引退したアンソニー・レンドンとの超大型契約に失敗しており、マネーゲームには消極的といわれる。

 そこで同メディアは「彼が契約可能になればドジャースが途方もない金額を投じることはほぼ確実だ。これはエンゼルスにとって、ドジャースが挑戦を受けないわけではないというメッセージを送るまたとないチャンスだ。そのためにはオーナーのアルテ・モレノが財布のひもを緩め、大谷が去った時ほど頑固にならないことが必要になるだろう。長年投手陣を軽視してきたエンゼルスが、史上最も派手な投手契約を締結するための基盤は整っている」と球団にハッパをかけた。