全日本プロレスの暴走ユニット「エボリューション」が、約2年に及ぶ休眠状態から復活した。その裏には、どんな思惑があるのか。カギを握る〝マット界随一の偏屈者〟こと鈴木秀樹(45)を直撃した。
暴走軍が復活したのは15日の後楽園大会だ。綾部蓮とタロースの世界タッグ王座挑戦を控える鈴木と諏訪魔が、前哨戦の6人タッグ戦で勝利。その試合後、諏訪魔が鈴木、佐藤光留、田村男児とユニット復活を宣言した。
一昨年7月に諏訪魔が事実上のユニット休眠を宣言してから約2年。復活に暗躍したとみられる鈴木は「『なくなってないんだったら、やりましょう』ということです」と説明。さらに「諏訪魔さんが去年あんまり(全日本に)出ていなくて。その中でどうやって、もう一度(全日本のリングに)迎えるのかっていう時に、必要なのは『バカの時代』じゃなくて『エボリューション』だと思ったんですよ」と明かした。
つまりユニット復活で諏訪魔の〝再暴走〟を促そうというわけ。鈴木は「(再始動の)最大の目的は諏訪魔さんの健康維持です。去年は試合数が少なすぎましたから。なんで非常勤取締役の居場所と健康を、ただの契約選手である俺が確保しないといけないのか訳がわからないですけど」と、その意義を語る。
まずは23日の大田区総合体育館大会で綾部&タロースへの挑戦を控えるだけに「このまま一気に独占といきたい。世界タッグの次はアジアタッグも…。そういう気概を持っていきます」と拳を握った。暴走軍の復活は王道マットに嵐を呼ぶことになるのか。













