阪神・伏見寅威捕手(35)が沖縄・宜野座キャンプで存在感を示している。17日のブルペンでは前日16日に宜野座組へ合流した大竹耕太郎投手(30)ら投手陣と丁寧に意見交換を重ね、藤川球児監督(45)も「自主トレの段階からチームに対するアプローチのかけ方が非常に優れていますよね」と高評価。オリックス、日本ハムを経て今オフトレードで加入した新戦力について「3球団目ですから経験からくるものだと思います。経験に勝てるものはないかもしれないですね」と笑顔でうなずいた。
伏見とバッテリーを組んだ投手陣からも「これまでのタイガース捕手陣にはあまりいないタイプ」と新鮮な声が上がる。身長182センチ、体重87キロの大型捕手だけに「しゃがんだ時の高さも違いますし、普通に構えたところでもミット半個分くらい違うので面白いなと。引き出しも増えてくると思います」と技術面での効果を口にした。
オリックス時代には「チームのお母さんランキング」1位に輝き〝寅威ママ〟の異名も持つ一方、チーム内では「お兄ちゃんみたいな感じです」との声も飛び交っていた。距離感の取り方が絶妙だといい、「愛情のある方なので言うときはすごい言ってくれるんですが、その後はすぐに切り替えて楽しい話だったりをしてくれます」と評判は上々だ。
さらに「木浪(聖也)さんに似ている」との声も聞かれる。ミスをした後輩へさりげなく声をかけるなど面倒見の良さが共通しており、「オンとオフの切り替えや話しやすさという部分で重なるところがあるなと感じますし。2人ともさわやかでモテるんだろうなって感じますね」と笑顔を見せた。
トレード加入からわずか3か月。背番号17は〝愛されポジション〟を確立しつつある。経験値と人柄を武器に、猛虎投手陣を足元からけん引していく。












