米国・WWEの〝明日の女帝〟アスカが、PLE「エリミーション・チェンバー」(28日=日本時間3月1日、イリノイ州シカゴ)でのチェンバー戦進出を決めた。

 昨年は長期欠場から復帰して、カイリ・セインとのカブキ・ウォリアーズでWWE女子タッグ王座を奪回。女子トップ戦線にも戻ったが、今年1月5日のロウで、抗争を続けるイヨ・スカイ&リア・リプリーにベルトを奪われた。祭典「レッスルマニア42」(4月18、19日、ラスベガス)出場がかかる1月31日のロイヤルランブル戦では、相棒カイリの誤爆によってまさかの失格となっていた。

舌なめずりしながら入場してきた入場したアスカ(©AbemaTV, Inc.)
舌なめずりしながら入場してきた入場したアスカ(©AbemaTV, Inc.)

 16日(日本時間17日)のロウ(テネシー州メンフィス)では、チェンバー戦予選のトリプルスレットマッチでナタリア改めナッティ、ベイリーと激突。ベテラン3人が入り乱れて、激しく攻め合った。アスカはベイリー得意のエルボードロップを浴びるが、ナッティがカットに入り3カウントを逃れる。ナッティにアスカロックを仕掛けて逆襲し、これを返されると、シットダウン式パワーボムからシャープシューター(サソリ固め)で捕獲されてしまう。

 女帝はピンチに陥るも、ベイリーがナッティにランニングニーを叩き込み、サソリ地獄を回避。ベイリーのベイリートゥベリー(変型フロントスープレックス)、逆さ押さえ込みをカウント2ではね返すと、ローズプランドをかわしてエプロンにいたナッティにベイリーを叩きつけた。続けて飛びつき腕十字へ。そこからアスカロックに移行し、電撃のタップを奪った。

 これにより6人参加のチェンバー戦にティファニー・ストラットン、リア、リブ・モーガンに続いて出場が決定。チェンバー戦を制すれば、レッスルマニアで最高峰王座に挑戦できるだけに、大きな勝利をものした。ところが…女帝はやたら機嫌が悪い。

チェンバー戦予選を突破し、見栄を切るアスカ(©AbemaTV, Inc.)
チェンバー戦予選を突破し、見栄を切るアスカ(©AbemaTV, Inc.)

 バックステージでは次回ロウでカイリ、ラケル・ロドリゲスとチェンバー戦予選を戦うイヨが、リアとインタビューを受けていた。前回スマックダウンでナイア・ジャックス&ラッシュ・レジェンドと大乱戦の末にタッグ王座を守ったが「ナイアとラッシュとはいつでもやってやるよ」といい、チェンバー戦について語り始めると高笑いのカイリと、アスカが現れた。

「アスカ姉さんが出るからチェンバー戦はもう終了。あんたたちじゃ決して勝てない」と話すカイリを、不機嫌なアスカはヒジで小突く。カイリは「必ず姉さんを王者にします」と忠誠を誓うが、女帝は「どけ!」と突き飛ばした。続けて「おいこら、イヨ! リアこら、おう!」と日本語で怒声を上げ、「お前じゃチェンバー戦は耐えられへん!」と叫んでその場を後にした。カイリがおびえる中、イヨが声をかけるが、再びアスカの「カイリ~~!」と怒鳴りつける声が…。

 カイリの誤爆を受けて再び〝パワハラ〟モードに入ったのか。女帝が祭典出場へ向け、制御不能になってきた。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。