米国・WWEのPLE「ロイヤルランブル」(31日=日本時間1日、サウジアラビア・リヤド)の女子ロイヤルランブル戦は、リブ・モーガンが初制覇。イヨ・スカイ、アスカ、カイリ・セイン、ジュリアの日本勢は存在感を示すも、優勝には届かなった。

 30人参加時間差入場バトルロイヤルを制覇すれば、プロレスの祭典「レッスルマニア42」(4月18、19日、米ラスベガス)での最高峰王座挑戦権を獲得する。中東開催のため宗教上の理由で女子選手は全員ボディースーツを着用する中、昨年覇者シャーロット・フレアーと盟友のアレクサ・ブリスの2人でスタートし、序盤から大激戦を展開した。

 日本勢は19番目にUS王者のジュリアがリングイン。20番目にはタッグ王者のイヨが登場し、続く21番目にカブキ・ウォリアーズのアスカが入場した。だがイヨはアスカ、ジュリアと対立している。ここぞとばかりにアスカはジュリアと協力して逸女をボコボコと蹴りまくった。さらにジュリアが捕獲したイヨにスライディングキックを見舞うが、そこは制御不能の女帝だ。イヨを飛び越え、ジュリアにキックをぶち込む。続けてジュリアをののしりながら攻撃を加えた。22番目にイヨとともにタッグ王座を保持するリア・リプリーが現れると、イヨはリアと協力。リヤドの観衆はイヨの名を大合唱で呼び、声援を送った。

ロクサーヌ・ペレス(左)とリブ・モーガンにまとめてドロップキックを放つイヨ・スカイ©WWE
ロクサーヌ・ペレス(左)とリブ・モーガンにまとめてドロップキックを放つイヨ・スカイ©WWE

 ジュリアはゼリーナを排除するなど見せ場をつくるも、ライラ・ヴァルキュリアに落とされ失格。28番目でアスカVのアシストを宣言するカブキ・ウォリアーズの相棒カイリが入り、アスカとともにイヨを攻撃。3人でロープ際の攻防となり、アスカがエプロンに追い込まれた。ここでリング内のカイリはイヨにランニングエルボーを放つが、イヨにかわされてアスカに誤爆。何と女帝は相棒に失格させられる形に…。「カイリ~~!」と怒鳴りつけるも時遅しだ。続けてカイリもイヨに転落させられた。

 29番目にはWWE殿堂者のブリー・ベラがサプライズ復帰。米AEWのブライアン・ダニエルソン(ダニエル・ブライアン)の妻は、姉のニッキーとベラ・ツインズを再結成し「イエス! イエス!」の大チャントを浴びたが、ラッシュ・レジェンドによって敗退させられた。ラッシュの巨体が猛威を振るい、イヨもエジキに。エプロンでヒザ十字を見舞って粘ったが、最後はパワーで場外に落とされ24番目に失格になった。

 共闘できない日本勢と対照的に、14番目に入ったリブは「ザ・ジャッジメント・デイ」の仲間ロクサーヌ・ペレスとラケル・ロドリゲスを巧みに使って生き残る。しかもリアを排除したラケルをあっさり裏切り場外葬に。狡猾な悪女は、エプロンからNXTのソル・ルカを転落させたティファニー・ストラットンに、オブリビオンを決めて場外に落とし大激闘を制した。

ジュリア(中央)はチェルシー・グリーンを攻め立てる©WWE
ジュリア(中央)はチェルシー・グリーンを攻め立てる©WWE

 これでリブは祭典出場が決定。夢の大舞台で、女子世界王座(現王者ステファニー・バッケル)か、WWE女子王座(同ジェイド・カーギル)に挑むことになった。

 この日の「WWEロイヤルランブル2026」は、「ABEMA PPV」で生中継された。