3月開催の第6回WBCに向けた侍ジャパンの事前合宿が、14日から宮崎でスタート。期間は24日までで、16日と20日は休養日。まずは1次ラウンドC組初戦の台湾戦(3月6日・東京ドーム)に向け、最後の調整が本格化する。
合宿開始を前に選手たちは前日13日に続々と宮崎入り。アドバイザーとしてチームを支えるダルビッシュ有投手(39=パドレス)もチャーター機で到着し、空港からは大型バスで移動した。今後は実戦形式のメニューも交えながら、短期決戦に向けてコンディションと戦術の完成度を引き上げていく。
その侍ジャパンを巡り、7日にWBC1次ラウンド同組で対戦する韓国が「意外な勝ち筋」を模索しているという。韓国メディアのスポーツ記者は「現状の戦力で上位ラウンド進出は簡単ではない」とした上で「カギは8日の台湾(対韓国)戦になる」と指摘する。
同記者は「日韓は長く『ライバル』と呼ばれてきたが、特に投手層で差が広がっており、現実的には日本戦に全力投球するより、他国に取りこぼさずグループ2位を確保することが最大目標になる」と分析。エース級投手を台湾戦へ重点投入し、日本戦はベテランを含めた〝やりくり〟で臨むプランが有力との見立てを示した。
もっとも、日本戦の結果が韓国の大会運びに影響するのは間違いない。韓国側が注視しているのが、日本の先発起用だ。大谷翔平投手(31=ドジャース)の大会登板が見込まれない中、韓国国内では7日の日韓戦で山本由伸投手(27=ドジャース)と菊池雄星投手(34=エンゼルス)のどちらかが先発を担うことになるとみられている。その上で同記者は「日本戦の先発が誰になるかで、こちらの戦略だけでなく、他国との試合での投手運用にも波及する。チームは動向を見続けている」と話す。
悲願の1次ラウンド突破へ、現実路線で勝ち筋を積み上げようとする韓国。日韓戦のマウンドに立つ可能性があるメジャーリーガー2人の起用が、相手国のシナリオにも影を落としそうだ。













