ミラノ・コルティナ五輪スノーボード男子ビッグエア(BA)決勝(リビーニョ・スノーパーク)が7日(日本時間8日)に行われ、木俣椋真(23=ヤマゼン)は171・50点で銀メダルを獲得した。
金メダルの木村葵来(きら、21=ムラサキスポーツ)に続く日本勢ワンツーフィニッシュ。初の大舞台で表彰台を勝ち取った木俣は、長年のマイルーティンで気持ちを落ち着かせていた。
かねて滑走前に取り組んでいることについて「普段から意識的に呼吸をしている。緊張していると呼吸が無意識に浅くなって、自分でも分からないようなことがあるので、深呼吸して整えている」と説明。きっかけはテレビで「呼吸が大事」と放映されているのをたまたま見たから。偶然の産物とはいえ、競技外の部分からも進化のヒントを探っていた。
近年は各種目の技術が飛躍的に向上し、大技を決める選手が増えた一方で、メンタル面も大事な要素だと考えている。「五輪だからというよりは、普段と同じ感じの方がいい」と平常心で挑んでいた。
食事面でも気を配っており、スナック菓子などは控えている。「アトピーがあったので、昔からあまり食べていない。砂糖とかが入っていると結構皮膚がかゆくなって、集中できなくなる。アスリートだからというよりかは、アトピーだからというのはあるけど、ちょうどいいと思っている」とケアにも余念がない。
多角的なアプローチで目標のメダルを勝ち取ったが、満足はしていない。次戦のスロープスタイル(SS)は16日に行われる。「正直SSの方がいけるんじゃないかと思っている。次は色を変えたい」。視線は早くも先を向いている。












