ミラノ・コルティナ五輪ノルディックスキー・ジャンプ女子ノーマルヒル(NH)が7日(日本時間8日)に行われ、第一人者の高梨沙羅(29=クラレ)が出場。1回目は92メートル、121、5点、2回目は96メートル、117・4点で13位に終わった。

 試合後のインタビューでは「なかなか応援してくださる皆さまに楽しんでもらえるようなパフォーマンスはできなかったと思うんですけど、希ちゃん(丸山希)が銅メダルを取る姿を間近に見れて、すごく幸せな気持ちになりましたし、この五輪という試合をすごく楽しめた1日だったなと思います。五輪前から少し調子を落としながらこちらに入って来たんですけど、その中では自分の最大限のジャンプができたかなと思っています」と振り返る一方で、表情には悔しさもにじませた。

メダル圏に届くジャンプとはならなかった高梨沙羅(ロイター)
メダル圏に届くジャンプとはならなかった高梨沙羅(ロイター)

 W杯では男女通じて歴代最多の63勝を誇る一方で、五輪では苦戦が続いた。過去3大会で表彰台は、2018年平昌大会の個人NHで獲得した銅メダルのみ。前回北京大会は個人4位、混合団体ではスーツの規定違反による失格も経験した。

 今回もメダルには届かなかったものの、個人では新採用の女子ラージヒル(LH、15日=同16日)が残されている。高梨は「1本目は、なかなか渋いジャンプになってしまったんですけど、2本目はうまく切り替えて跳ぶことはできたと思う。その感覚を次の試合につなげられたら」と前を向いた。