大物ぶりはゴジラ級や。阪神・佐藤輝明内野手(26)が27日に兵庫・西宮市内の球団事務所で報道陣に応対。2月1日の春季キャンプを前に、未更改のままとなっている来季契約について言及した。
虎の主砲が公の場に姿を見せたのは、今月4日に行われたトークショー以来。気になる契約交渉には「もちろん進んでますよ、順調で」と前向きに話した。とはいえ、球春到来はもう目の前だ。キャンプインまでの締結に関しては「うーん…、どうですかね。そこは分かんないですけど、はい。モメてるとかではないので、しっかり話し合いをしているという感じです」と語るにとどめ、核心には踏み込まなかった。
12球団を見渡しても、契約書にサインしていないのは佐藤輝だけ。周囲からは「キャンプ前に早く契約するべき」「ここまで契約していないのはおかしい」との声も上がるが、本人に焦りは見られない。
この日、球団事務所を訪れたのも所用のためだそうで「マジで遅刻してるんで…」と笑いながら駆け足。堂々たるマイペースぶりで取り乱す様子もまるでなかった。
こうした立ち振る舞いは、あのレジェンドにソックリだ。巨人やヤンキースで活躍した松井秀喜氏(51=ヤンキースGM付特別アドバイザー)だ。現役時代はチームの集合時間よりも早く集まる通称「ジャイアンツタイム」に遅れることは日常茶飯事。結果的に周囲から〝遅刻常習者〟のように映ってしまったが、グラウンドに立てばどこ吹く風で特大アーチを量産してきた。異国の地で日本選手初となるワールドシリーズMVPに輝けたのも、規格外の肝っ玉があってこそだった。
見ようによっては、遅刻はある意味で大物選手の証し。一向にサインせず、どれだけ周りをヤキモキさせてもまったく意に介さない生きざまは、すでにメジャーリーガーのような風格を漂わせている。













